kindle unlimitedに入ったんだけど本がありすぎてどれを読んだらいいか分からないんだよね~
そんなkindle unlimited初心者におすすめの小説をご紹介します!
- kindle unlimitedのおすすめの小説が知りたい方
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kindle unlimitedとは
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こちらの記事でくわしく解説してるので読んでみてください。
kindle unlimitedの実際に使った感想を知りたい方はこちらをどうぞ。
kindle unlimitedで読めるおすすめ小説8選
kindle unlimitedのおすすめ小説8選
- 森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」
- 近藤史恵 「昨日の海は」
- 原田マハ 「さいはての彼女」
- 綿矢りさ 「蹴りたい背中」
- 森沢明夫 「虹の岬の喫茶店」
- 森沢明夫 「エミリの小さな包丁」
- 喜多川奏 「君が来た場所」
- 阿佐ヶ谷姉妹 「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
夜は短し歩けよ乙女 作品紹介
「夜は短し歩けよ乙女」は京都を舞台に大学生「私」の「黒髪の乙女」に対する恋心を森見登美彦の独特な世界観で書かれています。
読み始めると独特な言い回しに読みにくさも感じたのですが、京都の不思議な街並みや個性的すぎる登場人物たちに一気に引き込まれます。
大学生の「私」と「黒髪の乙女」の視点が切り替わって話が進んでいくところが面白いです。
読み終わった後のなんともほっこりする二人の恋と非現実的な世界観にもっと浸っていたいと思わせてくれる楽しい作品です。
2017年に映画化もされています。
恋愛×ファンタジーが好きな方におすすめ!
近藤史恵「昨日の海は」
いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは……。海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」無理心中事件であり、ここで生きていくために事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、衝撃的な事実とは……。『サクリファイス』『タルト・タタンの夢』などで話題の著者が、海辺の町を舞台に、青年のひと夏の冒険と成長を描く、切なくてさわやかな青春ミステリー。
昨日の海は 作品紹介
田舎暮らしの主人公・光介の家に母の姉の芹と娘の双葉が東京から帰ってきて、祖父母の死が無理心中だったことを聞かされ
その真実を解きあかしていくミステリー小説です。
事件の真相を追っていく過程で光介が成長していく様子も描かれています。
そのおかげか無理心中を扱ってるわりに重くない話で、続きが気になって一気に読めます。
実はわたしが初めて読んだミステリー小説でして、ミステリー作品の謎が解けてスッキリする感覚を教えてくれた作品です。
殺人系のミステリー小説が苦手な人も読めるよ!
原田マハ「さいはての彼女」
25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!? だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。
さいはての彼女 作品紹介
こちらの作品は4つの話からなる短篇集です。
わたしはタイトルと同じ、一番最初の「さいはての彼女」がおすすめです。
沖縄に失恋旅行に行くはずだった主人公の鈴木涼香が、手違いでたどり着いた北海道で不思議な魅力の少女と出会い自分の人生を見つめ直し再出発するお話です。
最初荒れ狂う涼香がなんとも痛々しいですが少女の魅力と雄大な北海道の大地に癒されてだんだんと心おだやかになっていきます。
大人になっても本人次第でいくらでもやりなおせると勇気をくれる前向きな作品です。
北海道に行きたくなっちゃう
綿矢りさ「蹴りたい背中」
“この、もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい”長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余りもの同志の奇妙な関係を描き、文学史上の事件となった127万部のベストセラー。史上最年少19歳で芥川賞受賞作品。
蹴りたい背中 作品紹介
クラスになじめない主人公のハツと同じくクラスの余り物のにな川の恋愛なのか友情なのかふしぎな関係を描き学生時代ならではの人間関係の悩みを思い出す作品です。
こちらの冒頭の書き出しが芥川選考会で支持を得て受賞に至ったそうです。
さびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて、胸を締めつけるから、せめて周りには聞こえないように、私はプリントを指で千切る。細長く、細長く。紙を裂く耳障りな音は、孤独の音を消してくれる。気怠げに見せてくれたりもするしね。
蹴りたい背中より
主人公のこじらせてる感とにな川のオタク感となぜ蹴りたいのかその心理描写をじっくり考えながら読んでみてください。
最初の文からこじらせてるのが分かりますね…
中編小説なので1~2時間で読めてしまいます。
純文学初心者におすすめです。
森沢明夫「虹の岬の喫茶店」
小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。
虹の岬の喫茶店 作品紹介
人知れずこっそりとたたずむ喫茶店で人生に悩む人たちがその店のおいしいコーヒーと音楽で新しい一歩を踏み出していくーそんな心温まる作品です。
この喫茶店の女主人、悦子さんが魅力的です。
優しくておおらかで穏やかでこんな人になれたらなと憧れます。
こちらの作品は短編集になっているので読みやすいです。
就活に悩む大学生だったり喫茶店に入り込む泥棒が出てきますが、みんなおいしいコーヒーと悦子さんの選ぶ素敵な音楽に癒されてまた人生を歩きだします。
わたしも悦子さんのコーヒーと音楽で癒されたい♡
ちょっと人生に疲れた方、穏やかな気持ちになりたい方におすすめの作品です
ちなみに2014年に「ふしぎな岬の喫茶店」というタイトルで映画化もされています
森沢明夫「エミリの小さな包丁」
恋人に騙され、仕事もお金も居場所さえも失った25歳のエミリ。15年ぶりに再会した祖父の家に逃げ込んだものの、寂れた田舎の海辺の暮らしに馴染めない。そんな傷だらけのエミリの心を救ったのは祖父の手料理と町の人々の優しさだった。カサゴの味噌汁、サバの炊かず飯。家族と食卓を囲むというふつうの幸せに触れるうちに、エミリにも小さな変化が起こり始め…胃袋からじんわり癒やされる、心の再生を描いた感動作!
エミリの小さな包丁 作品紹介
失恋で何もかも失った主人公のエミリが母方の祖父にお世話になることになり、田舎の大自然とおじいちゃんの作るおいしいごはんとやさしさに癒されながら立ち直っていくお話です。
こちらの作品は人前で読まないでください。
おじいちゃんのぶっきらぼうなやさしさに号泣。
おじいちゃんが作るおいしそうなごはんと大自然の描写に主人公だけでなく読んでいるわたしも癒されました。
いつでも気分よく、美しい心でいられることの大切さを教えてくれる作品です。
最近感動してないなー、感動したいなーって方におすすめ!
森沢明夫さんの作品は心が温まるものばかり
喜多川奏「きみが来た場所」
会社を辞め、生きる力を育てる塾を立ち上げた秀平。家族を支えながらも経営がうまくいかず、不安な毎日を過ごしていた。そんなある日、口に入れると「自分の先祖が体験してきたこと」が夢となってあらわれる「ルーツキャンディ」を手に入れる。秀平は祖父たちの生き様、決意、つないできた命の奇跡を知るなかで、これから自分の子として生まれる新しい命と、塾の子供たちに伝えなければならない大切なことに気づいていく。
きみが来た場所 作品紹介
本作は「母さんのコロッケ 懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語」(2011,大和書房)に書き下ろしの短編を加えた新装版です。
塾の経営がうまくいかず悩んでいた主人公の秀平が自分の先祖の経験したことを夢に見ることができる不思議なアメを手に入れて祖父に命の尊さ、親のありがたみ、時代の大切などを知教えてもらい自分にできることに気づいていくーそんな大事なことを教えてくれる作品です。
夢の中で祖父の戦争当時の話が出てくるのですが戦争は本当に悲惨なものだなと、この時代に生まれてよかったなと日常で考えないことを思わせてくれました。
この作品でいちばん強く残ったのは
今のこの時代に生きる僕たちはみんなきっとどこかでつながっている家族の一員なんだということがわかる。それだけじゃない。その中の誰か一人がかけても、僕たちはこの世に生まれなかったんだ。
きみが来た場所 大切にするからより
今に比べて昔は人口が少なかったから、自分の先祖だけじゃなくてみんなどこかでつながっていてひとりでも欠けていたら今生きていないかもしれないというのが衝撃的でした。
今を生きる大切さ、命の尊さ、家族の温かさを教えてくれる作品です。
阿佐ヶ谷姉妹「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満載。エアコンの設定温度や布団の陣地で揉める一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけに舌鼓。白髪染めや運動不足等の加齢事情を抱えつつもマイペースな日々が続くと思いきや――。地味な暮らしと不思議な家族愛漂う往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし 作品紹介
女芸人阿佐ヶ谷姉妹が同居生活の中で起こったことや感じたことをエリコお姉さんとミホさんがそれぞれほのぼのと書かれているとてもほっこりするエッセイです。(お二人がそれぞれ書かれた小説ものっています)
阿佐ヶ谷姉妹が好きになりました。
とてもていねいで上品な文章がそのままお話しされているかのようで読みやすいです。
内容もふたり暮らしだからこそのちいさな悩みや出来事がふたりの人柄を感じさせてくれてやさしい気持ちになれます。
お二人が書かれた小説ものっていて初めて書いたとは思えなかったです。
わたしはエリコお姉さんのお話が好きです。
このエッセイでいちばん残ったのが
「私だったら、持ってくるけど」という考え方が違っているのかしら。
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし 自分の分だけのシチューより
私がそうしているから、あちらにもそうしてもらえるものだと思っている所から、ものさしが狂い始めるのかも、と。
~中略~
やってもらう事は「必須」ではなく「サービス」なのだ。そう思うと、落ち着いてきました
という一文です。
やってもらうことを当たり前に思わないことでいろいろストレスが減らせるかなと感じました
とにかくほっこりほのぼのしたい方におすすめです。
まとめ:kindle unlimitedなら読みたい小説が見つかる!
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小説は自分が感じたことがない気持ちや行ったことがない場所を疑似体験できるとても素敵なものです。
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入ってみて合わなかったらすぐ解約するといいよ
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ほかにもkindle unlimitedのおすすめ本を紹介している記事がありますのでよかったらみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!